【K's Diary vol.1】エンド・スタート
今夜は丸の内にあるジャズクラブ、コットンクラブにお邪魔してきました。某企業のプライベートライブでしたので詳細は非公開ですが、素敵なステージでした。本当に素敵な劇場。いつかこんな劇場で歌ってみたいものです。全国でもあちこちにあったジャズクラブなどのライブハウスも、近頃はどんどん潰れています。いつもお世話になっているサラヴァ東京も然り。昔は劇場自体にお客がついて、新人歌手がライブハウスに育ててもらえる環境があったと、ベテラン歌手の先輩に聞いたことがあります。今は劇場にはそんな余裕もなく、その日来るお客はその日歌う歌手が連れてくるものだという風潮。新人歌手はこれから下積みを重ねてファンを獲得したいと思うのに、お客を持っていない歌手はステージには立てない、という矛盾。そうやって劇場に新たな風が吹くことはなく、古くからのお客は減る一方で、新しいお客もやって来ない。悲しい負のループですが、これが現実。どうにかしたいですね。
話はどんどん暗い方向へ、、、
それはともかく、世間では「平成最後の〇〇」という言葉が流行っていますね。サラヴァ東京も来年２月で閉店ということで、感慨深いものがあります。本当に。僕が短大を卒業して最初に立った舞台もこの劇場でした。サラヴァ東京でも「最後の〇〇」が沢山あります。今年の年末にはおそらく最後のサラヴァ紅白もあるでしょうし、着々と終わりへ近付いているということを感じます。
しかし、僕の大好きな音楽座ミュージカル「とってもゴースト」という作品に「エンド・スタート」というナンバーがあります。終わりは始まり。何かが始まる時には、必ず何かが始まるということ。次のスタートが心地よく切れるよう、有終の美を飾りたいですね。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【次回出演情報】
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
